禁戒の「正直」

こんにちは、英会話+YOGAのMikiです。

今日は先日の禁戒の続きです。

「正直」サンスクリット語では「サテイヤ」といいます。

嘘をついてはいけない、ということです。

あたりまえのことですね。

ヨーガにおける戒律は全てそうなのですが、

これを身口意すなわち行為、言葉、心で

守りなさいとされています。

なんだか朝から疲れているなーと思ったとします。

でも、昨日は一日中家でゴロゴロしていただけだから

今日は疲れているはずはない。

そんな風に自分が感じたことを

自分で否定して疲れに目を向けず

いつも通りに過ごしたとしたら、

それは自分が自分に嘘をついたことになります。

もしかしたら、

風邪の引きはじめだったのかもしれない疲労感を無視し続けたら

数日後には本当に風邪を引いてしまうでしょう。

このように「嘘をつく」というのは

他人に対してに限ったことではなく

自分に対する嘘も禁じられています。

このような嘘はけっきょくは自分を傷つけますし、

風邪をひいて会社を休むことにでもなれば

いっしょに働いている人たちにも

迷惑がかかってしまいます。

ヨーガの本場インドにはこんな逸話があります。

昔ある行者さまがひとり山奥で修行されていました。

ある時、瞑想をしていた行者さまの目の前を

鹿が走り去って行きました。

しばらくして猟師がやって来て

「鹿を見なかったか。

鹿はどちらの方向へ行ったか」

と行者さまにたずねました。

ここで本当のことを答えると、

行者さまは鹿殺しを手伝ったことになります。

禁戒のもっとも大事な「非暴力」に反してしまいます。

かといって嘘をつけば「正直」に反してしまう。

さて、どうすればいいでしょうか。

ここは正直に

「殺生に加担したくないから言いたくない」

と言えばいいですね。

でも、猟師は銃を持っていますし、

なにより生活がかかっていますから

そんなに簡単なことではないかもしれませんが。

お仕事をしていると「守秘義務」というのがあります。

お客さまの個人情報や会社の内情などを

聞かれたからといって

「ばか正直」にしゃべってしまうのはちょっとちがいます。

わたしの知り合いに

お客様や友達から聞いたとても個人的な内容をペラペラと

こちらが聞いてもいないのにしゃべる人がいましたが、

わたしが話したことも

どこかでしゃべっているのではと怖くなり、

だんだん疎遠になってしまいました。

こういう人が周りの人から信頼されるかは疑問ですよね。

やせたいやせたいと言いながら

運動もせずに食べたいだけ食べている人は

実はさほど本心から言っているわけではありません。

本心と言葉と行為が一致していない。

これも「嘘をついている」ことになります。

思ってもいないことを口にしていると、

いくら神社で手を合わせようが

新月や満月の日に願い事をしようが

あなたの願い事を

神様も周りの人たちも誰も本気で受け取ってくれません。

正直に徹すると

人生が自分の思い通りになると聖典に書かれています。

本当かな?と思われたら

ぜひご自分で試してみてくださいね。

うわぁ、むずかしいなと思われるかもしれません。

そうです。

むずかしいです。

こんなことは簡単であたりまえだと思われたとしたら

まだまだ人生を大して生きてないのかもしれません。

生まれながらの覚者といわれるような方なら別ですが。

むずかしいからこそチャレンジする値打ちがあります。

むずかしいからこそ

わたし達の魂を磨いてくれる道具となるのです。

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